新型コロナ第8波を考察する

今日朝のニュースで、新型コロナ第8波による死者が一日に489人と最大になったことを報じていた。

これまでは、数人であったことと比較すると、100倍にもなったことは、オミクロン株は感染率は高いが軽症であると言われていることを考えると、明らかに異常であることが分かる。

調べて見ると、新型コロナ感染による死者にカウントされてはいるが、これまでのように、症状が悪化して、肺炎になって死亡するという事例ばかりではなく、心臓、血管障害など他の死因であっても、コロナ感染していれば、コロナ感染による死とカウントされるからであるという。

しかし、そのカウント方法はこれまでも同様であったはずであるから、今回、特別に増えた理由と判断するのは、適当ではない。

人口の8割以上はワクチン2回接種しており、7割弱が3回接種をしていることから、今回の死者数の増加はこのことと関係があることが想像できる。

ワクチン接種と超過志望者数の増加の因果関係については、令和312月の私のホームページの中で、「超過死亡者数」としてアップしており、その後、最近になってやっと「週刊新潮」でその特集を取り上げていたところであった。

「モンタニエ博士の死」でも取り上げたとおり、ワクチン接種は自己免疫力が低下して、結果、持病などの悪化により死亡例が増加することが、現象として今の日本に現れていると考えるべきであろう。

では、どうしたらよいのだろうか。

政府は感染予防のために、ワクチン接種を推奨している。しかし、効力はせいぜい3ヶ月。ならば、流行期間中は3ヶ月ごとに接種しなければならず、その結果、自己免疫力はさらに低下を招くことになる。結果、超過死亡者数の増加や、コロナ感染しやすくなってしまう。

このように考えると、中国の0コロナ政策の放棄が、荒療治が正解かもしれないと想うようになった。

中国は、日本ほどワクチン接種がすすんでいないから、その分日本よりましかもしれない。

とにかく、世界でワクチン接種が一番進んでいる日本が、世界で一番感染が多いことにまず、留意しなければならない。

思い返せば、コロナ感染流行初期に、世界で一番感染が少ない日本について、あの中山教授が「ファクターX」があるのではと、説いていたことが懐かしい。

世界に類を見ない公衆衛生とか、ネアンデルタール人につながるDNAとかもあったが、日本だけにあって世界のどこにもないものとして、「アマビエ」があったのには笑ってしまった。