アメリカ大統領選(2)
アメリカ大統領選の選挙人数を正式に認定する連邦上院、下院合同会議が1月6日に予定通り開催された。
この会議で、ペンス副大統領が議長を務め、激戦選挙区の選挙に不正があったとして、結果に異議が申し立てられることが、事前に発表されていたので、これらに対し、認めるか、却下するかが大きな焦点となっていた。
その結果は、周知のとおり、トランプ指示のデモ隊が、議事堂に乱入し、5人の死者を出したものの、トランプ大統領の、暴動を直ちにやめて、家に帰るようにというメッセージにより、暴動は収まり、会議は再開され、選挙に不正があったというすべての異議は否決され、バイデン氏の当選が決定された。
しかし、その後、乱入したのはトランプ支持を装ったアンティファのメンバーだとか、乱入したのではなく警察がバリケードを撤去して招き入れたとか、何故、激戦区のアリゾナ州の選挙結果に異議が出されたちょうどその時間帯に乱入したのか、また、暴力を直ちにやめるように指示を出したトランプ大統領のツイッターはすぐに、削除され、そのごアカウントまで廃止にまでいたったのはなぜかなど、多くの情報がネットにあふれた。
それらを一通り当たってみると、どう考えても、彼らの情報の方に真実味があると思えるのだが、正式な新聞、テレビなどの報道は真逆で、トランプ大統領は何の根拠もなく、選挙に不正があったと民衆をあおり、議会乱入という暴動まで起こした責任は重いという論調ばかりである。
しかし、トランプ大統領はデモを呼びかけたものの、乱入は呼びかけないどころか、直ちに乱入をやめて家に帰るようにメッセージを出している。そのツイッターを削除する方が、暴動を是認することになりはしないか。さらに、デモは国民の権利であり、乱入は最も許されない犯罪である。デモを呼びかけたことが乱入を招いたということになっているが、乱入を阻止ではなく、招き入れるような様子を動画に撮られる警察にこそ問題ではなかろうか。乱入したのは、全員ではないとしても、アンティファのメンバーがいたことは、報道写真でも確認されている。
それにしても、そもそも、投票に不正があったかどうかを、なぜ、マスコミが追究しないのか不思議でならない。何の証拠もないと一言で片付けてしまい、実態を報じない。
証拠など、すごい量が指摘されおり、連邦最高裁まで提訴されている。そこでは、審議せずに却下されている。却下は裁判結果ではない。提訴する資格がないという理由で、審理を避けた。これで、マスコミは何の証拠もないと居直っている。本来、マスコミは、実際はどうなのか追究するのが使命のはずなのに、故意に追究を避けているとしか思えない。
マスコミも、CNNのように反トランプで知られるところは理解できないこともない。しかし、日本の報道もすべて同様であることは、不思議でならない。
マスコミばかりでなく、評論家でも、たとえば、有名な江川紹子氏でさえ、トランプ支持者をカルトだとして、オウム同様注意が必要だと書いていた。
私は、トランプ支持者ではなく、単に、どちらが真実かを見守っているにすぎないのだが、こういう私も江川氏からみると、オウムのようなカルトを信じてしまう、高学歴の信徒に見えてしまうのだろうか。
それにしても、ドミニオン投票集計機をこのまま使い続けるならば、今後、すべての選挙はやる意味がなくなることは、明確である。
5日に行われた疑惑のジョージア州の上院2議席を争った選挙では、これだけ騒ぎになったドミニオンの集計機は使われないと思ったが、やはり使用され、共和党候補の累計票が途中20秒間に700票ほど減少する現象があったが、予定通り、民主党候補が僅差で勝利したという。これにより、民主党は上院、下院とも多数を獲得し、すべて思い通りの施策を実施できるようになり、めでたし、めでたたしだという。この様子は、中国、北朝鮮そしてロシアにそっくり。
その後、議会乱入写真で有名になったバッファロー男は、8発の銃弾で自殺したとの情報が伝えられたほか、招き入れる動作の映像を撮影されていた警察官も、自殺したとのことであった。8発もの銃弾を自身に発射できるとは思えないのだが。メディアは一切報じていない。